10月の終わりに
台風も去り、やっと良い天気になりましたね。
今月は
出産を控えお別れする患者さんも数名おられましたが、
出産を経て、帰って来てくれる患者さんもいました。
先日、久々に連絡をいただいた方、
名前を聞いてお顔が出てくるまで少し考えてしまいましたが…
そうそう、双子を出産された方だ!
と、一気に顔から職業やら色んなことを思い出す。
ちなみに体外受精で妊娠されたので、決して楽な道のりではなかったはずです。
しかし
一人でも育児は大変だと聞くのに、
2人同時スタートとなると、それはもう凄いに違いない。
で、当日ウチに来られたのですが…
驚くことにその患者さんは妊娠中!
双子のあとですから、三人目ということですね。
それは良かったですね〜!と話を聞いていると、
さらに驚かされることに…
なんと自然妊娠だったのです!
狙っていたわけでもなく、偶然の自然妊娠。
お一人目のときはタイミングや人工授精に何年も費やし、最終的には体外受精だったのに…
ピックアップ障害ではなかったのか、それともピックアップ障害が治ったのか⁈いや、それは考えにくいか。
たまたまキャッチできただけなのか…
などと、色々考えられるわけですが、お腹の中で何が起こったのか誰もわかりません。
出産を期に、患者さんの体内に変化が起きたのでしょうか。
それとも変化したのは思考の方か…と最近の僕なら考えてしまいます。
もちろんこういうことは初めてのケースではなく、
体外受精を繰り返しても妊娠できなかったにも関わらず、偶然タイミングでできたというのは、決して珍しくありません。
他の先生方と話していてもけっこう聞きます。
この前テレビで、iPS細胞で有名な山中教授が
「人体についてわかっていることは10%程度だ」と言っておられた。
そうか、説明がつかないこともありますよね。
今回の患者さんに限らず、こんな小さな鍼灸院でさえ、
日々患者さんを診ていると、予想だにしないことが起こります。
何か起こるかわかりませんので、諦めずに粘り強くいきましょう^_^
と、私自身にも言い聞かすのでした(笑)