辛いは痛い

暖かくなったと思ったら、また寒い
こんな日には辛い物が食べたくなりませんか?

唐突なフリで始まりましたが、
友人のおススメするカレー屋さんがあるというので、一緒に行って来ました。

私は毎日カレーでも良いくらいの、カレー好き。

(船で生活していた時は、実際毎日カレー食べていました)
そして、何より「辛い」ものが好き。

今回行ったお店でも、一番HOTなカレーを頼みましたが、普通に食べられました。
しかし、とっても美味しい!
カレーも美味しいのですが、それよりナンに感動!!
良いお店を教えてもらって、満足でした。

 

 

さて、
視覚や聴覚が美術や音楽という人間の文化的所産の根源であるのにくらべて、
味覚や嗅覚、触覚は生理学的に原始的であり、“低級感覚”とよばれています。

ひと昔前までは、「味覚」は甘味、苦味、塩味、酸味の4種類でしたが
皆さんご存知のように、最近は旨味を加えて、5種類になっています。

 

味は舌にある味蕾(みらい)の中の味細胞によって感じられていて、
水や唾液に溶けた食物が味蕾の袋に入って、味細胞の味毛を刺激します。

すると、その刺激は大脳の感覚運動領にある味覚中枢に伝えられ、
味としての感覚ができあがるわけです。

 

塩味は、舌のどの部分でもほぼ同じ程度に感じられますが、
苦味は舌の付け根で特によく感じ、
甘味は舌の先端部、
辺縁部の特に後半は酸味をよく感じます。

 

では、“辛い”はどこ!?
実は辛味や渋味は味細胞に関係なく感じられる味なのです。

「痛み」と同じような刺激として、痛覚や温度覚で感じるものなので、
正確には「味」ではないわけないですね。

例えば、
私の愛してやまない唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれています。

口の中には温度受容体が何種類か存在して、
そのうちのTRPV1(トリップ ブイワン)という43℃以上の熱や酸の反応する受容体が、
カプサイシンにも反応し、「熱い」と「痛い」を感じます。

なるほど、英語で辛いものをHOT(ホット)というのも納得できますね。

 

 

辛いのが強い=痛みに強いということなのでしょうか、
実際、辛い物が好きな人は、好きでない人よりも、焼けるような感覚を痛みと思わない、
という研究結果があるようです。

 

それとも
辛いのが好き=痛いのが好き、なのか
いや、そっちの趣味はないはずだが…(笑)

 

 


こちらが今回行ってきた「シャティ」のカレー

まだまだ辛くできると言っていたので、次はさらに上げよう。
このチーズナンがおススメ!

念のため言いますが、ここはただ辛いだけでなく、
ちゃんと美味しいカレーが出るお店(有名なお店です)

池下駅から徒歩5分、お近くの方は是非。

 

私も辛いものには自信がある!という方、

こんな激辛を出すお店を知っているという方、
是非教えてくださいね

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