師走に思うこと
2017年も今月で終わりですね。
患者さんからは忘年会という言葉を頻繁に聞く今日この頃…
もうそんな時期なのかと私はしみじみ(笑)
さて
先日は患者さんから嬉しいお便りを頂きました。
11月末にご出産をされたというご報告でした。
分娩途中で急遽帝王切開に切り替わり、
大変だったものの、無事に産まれてきてくれてホッとしたと書かれていました。
可愛らしい子供の写真も添えられて。
出産される少し前に診させていただいていたので、
母子共に健康なのはわかっていましたが、
それでも実際無事に産まれたという報告を聞くまでは安心できないものです。
赤ちゃんが元気に出てきて欲しいのは言うまでもありません。
が、その出産された母親は大事な私の患者さんでもあります。
鍼灸師が「私の患者」などと表現するのは非常におこがましいのですが(^_^;)
ですので
とにかく自然分娩だろうが、帝王切開だろうが
母子共に元気なら何でも良い!
そんな気持ちなのです。
思い返せば、この患者さん
初回で来られたときはあまり会話がうまくいった手応えがなく
「んー、今日の方はハマらなかったかなぁ…」と
後から不安になったのを覚えている(笑)
もちろん「今日どうでした⁈」と本人に聞くわけではないし、ハマったかどうかは私の独断なのですが、
欲を言えば、どんな患者さんであれ「よしっ 今日は良い感じだった!」と思いたい。
しかし、私の手応えとは裏腹に実際は
良い感じ!と思えた人が長く来てくれるとは限らず
イマイチだったか⁈と思う人が、
今回のように長い付き合いになることがあります。
私の勘も当てになりません
自分の中であれこれ考えても仕方なく、
やるべきことをやっとればええ!
ということでしょうか^_^
よくここでも書いていますが、
患者さん一人一人にドラマがあります。
私も、一人一人の患者さんに思い入れがあります。
治療を流れ作業にしたくないので、
当院は「ゆっくり、ていねいに」
今の治療スタイルを続けています。
今年も駆け足で終わりそうです。
ラストに気を引き締めて、
来てくれる患者さんに感謝しながら実直に治療します。